2011年1月20日木曜日

神奈川歯科大投資詐欺:元理事ら乱脈投資、12億円賠償求め提訴へ /神奈川

 ◇すでに仮差し押さえ
 学校法人?神奈川歯科大(横須賀市)の乱脈投資事件で、同大は投資ファンドの運用の一部に注意義務違反があったとして、当時の理事長ら11人に総額12億5000万円の損害賠償訴訟を起こすことを決めた。すでに資産の仮差し押さえをしている。
 事件後、学長や弁護士も交えて設立された資産回収委員会は、乱脈投資の全容 酸素水
について、05年9月?09年まで複数の投資ファンドで総額119億円を運用していたとの調査をまとめた。このうち、事件で逮捕された投資コンサルタントらの東京、横浜、シンガポールの投資会社3社で約66億円が運用され、8割近い約52億円の損失が出たと指摘。投資の決定をしていた大学理事会について資産回収委は「少なくとも08年9月から11月ま
での追加投資12億5000万円は経営陣として注意義務を怠った」と結論付けた。
 これを受け、大学は今年3月、理事会メンバーを請求対象にすることを決め、当時の理事長や詐欺罪で起訴された元理事の三宅公雄(62)、清水利朗(71)の両被告ら当時の理事9人と監事2人の計11人について、横浜地裁に資産の仮差し押さえを申し立て認められた。

 大学側は「両被告の刑事事件の判決内容に応じ、個々に請求額を決めていく」と話している。
 元理事長は神奈川歯科大の訴訟方針について「いきなり住宅と不動産を差し押さえられたので、提訴されれば応訴する。清水元理事らが業者と組んでやったことで、(だまされているとの)確証がつかめなかったとの認識だ」と話した。【網谷利一郎】

健康飲料
5月8日朝刊

【関連ニュース】
高齢者住宅詐欺:容疑で社長夫婦を逮捕 神奈川県警
高齢者住居詐欺:容疑の社長宅捜索 神奈川県警
詐欺:「コピー機故障」と偽り代金だまし取る 無職男逮捕
「有栖川宮」事件:夫婦が新潮社と和解 大阪高裁
詐欺:郵便局員名乗り現金詐取 福岡

引用元:売買 不動産 | 松山市

0 件のコメント:

コメントを投稿